ジュエリー・リフォームの説明ページを読んでいただいた方から、ワックス原型の修正って何なのか? どういう意味なのか? というお問い合わせを頂きました。
私どもは毎日の事ですのでついあんな書き方をしてしまいましたが、確かに分かりずらいと思います。すいませんでした。
店内に修正例のバリエーションを展示しているサンプルがありますので、それのページを作りました。
このバリエーションはこの原型1個に限った物ではありません。原型のカタログに載せてある原型全部にこれくらいのバリエーションが考えられます。
どんなアイデアが出るかです。私もいいアイデアをご案内できるようにいろいろな本や実物を見るようにはしていますが、お客さまのアイデアでいい品物が出来る事の方が多い気がします。
ご参考までにどうぞご覧ください。ワックスの写真以外はクリックすると大きい写真が出てくるようにしてあります。
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Y−9041 |
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*下から2段目で右から2番目の背景が違っている所のプラチナリングは、大きさを等分に縮小して造っています。
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*上の三つの指輪は、同じ原型からの大きさや厚みの修正例です。このように腕の幅だけいじっても、かなり雰囲気は変わってきます。ボリューム感を出したり、幅や厚みを抑えることで、地金の使用量が減りますので、費用を安くする、といった事が出来ます。(この3枚の写真の大きなものは製作中です。)
上の写真の中にあるような、もとの形が良く見ないと分からないといった所までの加工に関しては、公式的な見積りは出来ませんので、その都度見積もります。
基本的には、石がいくつ付くのか、コンビにする場合、何ピースに分かれるのか、全体的に太くするのか細くするのか、どのくらい原型に手を入れるのか、といったようなところで見積もりますが、出来上がり重量にしても、絵を書いている段階では見当もつかない場合があります。
上の例でもそれぞれの形の原型を作ります。その原型が出来れば、重量や、どんな加工をするのかといった事が分かりますので、見積りを立てる事が出来ます。
その原型を作るための費用は、私どもでは多少はかかりますが、出来あがってからの、見積り違いや、デザイン違いを避けるためにも、修正したワックス原型の製作までを無料で行なっています。
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